ビッグデータの活用が広まるにつれ、データサイエンティストの需要が高まっています。データサイエンティストは大量のデータを分析して正解を導き出したり、問題を解決するために提案したり、意思決定のサポートをしたりします。データサイエンティストには様々な分類がありますが、AIの知識や統計解析のスキル、Python、R言語、SQLなどのプログラミング言語が必須なので、それらのスキルを身につけておく必要があります。
IoTエンジニアは「モノのインターネット」であるIoTの分野で活躍するエンジニアのことです。IoTはスマートフォンやタブレット、家電、自動車、工場設備などをインターネットに接続して活用する技術です。今後もあらゆる分野でIoT技術の普及が見込まれるため、IoTエンジニアの需要はしばらく高まり続けると考えられます。
ITシステムの導入、開発、リニューアルに関するコンサルティングをするのがITコンサルタントです。顧客が抱える課題を解決するためにどのようなシステムが必要なのかを構想し、要件やスケジュール、コストなどを提案します。自動生成AIの発達により、コーディングなどの下流工程がAIに置き換わることが予想されるため、今後は顧客ニーズを引き出して提案するといった上流工程の価値が高まっていくことでしょう。
インターネットが欠かせなくなった現在、情報漏えいや流出を防ぐ情報セキュリティの重要性がますます高まっています。今後、多くの企業が注力することが予想されるため、サーバーやPCの情報を守り、サイバー攻撃の対策や調査を行うセキュリティエンジニアの需要はさらに高まっていくことでしょう。
セキュリティはほんの少しのミスで崩壊します。そのため、セキュリティエンジニアには幅広い知識と確かなスキルが求められます。セキュリティエンジニアは穴のない技術力を持っている証拠でもあるので、市場価値の高いエンジニアになりたいならセキュリティエンジニアへの転身をぜひ検討してみてください。
クラウドサービス上のシステムを設計・構築するのがクラウドエンジニアです。ハードウェアやソフトウェアを用意しなくてもインターネット上で必要なサービスを利用できる仕組みを用いて様々なサービスを提供します。AWSやGCP、Azureなどが代表的なクラウドサービスですが、多くの企業で移行が加速していることもあり、クラウドエンジニアの市場価値も高まっています。
システム開発に関するすべての工程を1人でこなせるスキルを持ったエンジニアのことです。今後もエンジニア不足が懸念されるため、1人で複数の業務をこなせるフルスタックエンジニアの市場価値は今以上に高まっていくことでしょう。
フリーランスという働き方が注目されている理由
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