自分が目指すエンジニアへと一歩近づくためのキャリアパス

今後どうなる?エンジニアの将来性を考察!

エンジニアのキャリアパスとは?

エンジニアのキャリアパスとは? エンジニアのキャリアパスを解説

1つの職種を極める道

エンジニアと一口にいっても様々な職種があります。それぞれ専門性が高く求められるスキルも異なりますが、特定のスキルに特化することで替えのきかないエンジニアになれるでしょう。
しかし、現在のITサービスは様々なシステムが緻密に連携して成り立っています。1つの分野に特化しているだけでは高度で難解なシステムを構築したり、トラブルを解決したりすることは難しいでしょう。1つの職種を極めるのであれば、事前に幅広いスキルを習得しておく必要があります。技術力のあるエンジニアは複数のシステムを担当できるだけでなく、高度な技術が必要な難しい問題も解決できます。需要が高いので、フリーランスも仕事を継続して受注できます。途中で途切れる心配はありません。収入も安定し、将来の見通しも明るくなります。

経験を活かして別の職種を探す道

これまでの経験を活かして、別の職種に就くキャリアパスもあります。例えば、監視、保守、運用、構築、設計に分かれているネットワークエンジニアは知識と経験を積み、構築や設計の仕事へとステップアップしていくのが一般的です。しかし、設計や構築業務を担当するためには技術力だけでなく、顧客に提案するスキルやプロジェクトリーダーとしてのマネジメントスキルも必要です。それらのスキルを身につけられたらネットワークエンジニアからプロジェクトマネジメントなどのキャリアも開けてくるでしょう。もっと将来性が高い仕事にチャレンジしたいと考えている人にはよい機会かもしれません。様々なスキルを身につけたい人や広い視野で仕事をしたい人は、ぜひ検討してみてください。

管理職としてエンジニアをまとめる道

エンジニアとしての豊富な知識や技術を活かし、管理職として業務全体や部下、チームをまとめる役割を担う道もあります。
管理職はプレイングマネージャーの立場で広い視野で組織やチーム全体を考え、全体の方向性を示し、顧客や組織内外での橋渡しをします。技術力だけでなく組織の目標を達成するための予算管理やマネジメント、提案力、調整力などが求められます。また、トラブルが発生したときは迅速に対応しなければならないため、リスク管理スキルも必要です。
管理職としてエンジニアをまとめる道はエンジニアのスキルを活かして人とお金を管理し、プロジェクトを成功させたい人に適しています。また、プロジェクト全体のスケジュールが予定通りに進んでいるか、経費が予定より増えていないか、人材が不足していないかなどを確認するのが得意な人にも向いています。