AIエンジニアの将来性を知って一歩踏み出してみよう

AIエンジニアは将来有望

AIを搭載した家電、Google翻訳や画像検索など、AIは私たちの生活に広く浸透しています。それに伴い、AIを搭載した製品やAIを活用したサービスを開発するAIエンジニアの需要は増加の一途を辿っており、今後も拡大が見込まれています。AIのデータから商品の売れ行きを予測したり、改善点を見つけたりできるので、データを扱えるAIエンジニアはビジネス面でも大いに活躍できることでしょう。
しかし、需要が高い反面、人手が不足しており、多くの企業がAIエンジニアの募集を増やしています。AIエンジニアが不足している今こそ、キャリア形成の第一歩を踏み出すチャンスです。この機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
特に需要が高まっている分野を以下に紹介するので、参考にしてください。

「医療・福祉」

ドラマの中でAIが病気の診断や治療法を提案するシーンがあるように、医療や社会の分野でもAIは活用されています。有名なのは富士フイルムのAIを活用した独自の画像処理技術ですが、様々な企業がAIを活用して医療現場をサポートしています。直接判断するだけでなく、医師や看護師のサポートにもつながるため、労働人口が減少し高齢化が進む日本ではそのような技術は今後さらに重宝されることでしょう。

「農業」

日本の食を支えている農業ですが、その厳しさから専業農家は年々減少傾向にあります。このままでは食料供給に大きな影響を及ぼしてしまうでしょう。しかし、AIを農業に活用することで生産性を向上させ、農家の負担を減らすことができます。例えば、株式会社スマートロボティクスは、農作業の中でも大きな割合を占めている収穫作業をロボットができるように農家と共同で開発を進めています。AI技術による画像認識で食べ頃のトマトを判断しロボットアームで収穫する仕組みですが、人手不足でも労働時間を短縮することができると大きな期待を寄せられています。

「製造」

日本は「ものづくり大国」と呼ばれるだけあって、日本製品の品質は世界的に高く評価されています。その品質を守るために様々な検査が行われていますが、検査には相当な時間がかかります。しかも熟練の職人でなければ確認できない部分もあるため、技術の継承は容易ではありません。しかし、AIを活用すれば目視検査という職人的な作業を自動化できます。今後はAIがさらに浸透していくことでしょう。

「金融」

データ・セキュリティとリスク管理が重要な金融の分野でもAIの導入に積極的に取り組んでいます。AIを導入することで顧客対応の自動化や不正検知の強化、マネーロンダリングや特殊詐欺などの不正行為の検知などを実現できます。また、事務作業も効率化できるので、人件費の削減にもつながります。