上手く時流に乗れたらフリーランスの将来性は高い

今後どうなる?エンジニアの将来性を考察!

フリーランスの場合は?

フリーランスの場合は? 噂は本当?実情を確認しよう

フリーランスにまつわる噂は本当か

フリーランスに関して様々な噂が流れていますが、その情報を鵜吞みにするのは危険です。未来の可能性をつぶす行為なので、結論づける前に真実を確かめましょう。

「年齢制限がある」

「フリーランスは40代以降になると難しい」という噂を耳にすることがありますが、年齢は関係ありません。重要なのは十分なスキルと経験、そして市場価値の高さです。
働き方を変更する場合、確かに年齢は大きな要素でしょう。企業は精力的に働ける20代、30代を積極的に採用する傾向があり、40代以降にはマネジメント的な側面を期待しているからです。しかし、フリーランスの場合は年齢よりも即戦力になるかどうかが重視されます。40代、50代は経験が豊富なので、フリーランスに転身しても活躍できるでしょう。

「フリーランスになっても正社員と同じ」

独立しても正社員並みの労働を強いられるという噂もありますが、これはある意味正しい情報です。会社員からフリーランスに転身する人の多くは、常駐型といわれる働き方を選択します。フリーランスエージェントを通じて企業と業務委託契約を結び、契約期間中は出社して企業の労働条件に従って働くことになります。考えようによっては会社員と同じスタイルです。
とはいえ、直接企業と雇用契約を結んでいるわけではありません。契約を履行する必要はありますが、基本的に「誰と」「どこで」「どれくらいの期間働くか」は自分次第です。そのため、週3日の案件を探して残りは趣味や自社サービスの開発に充てる、週2日と週3日の案件を組み合わせて働く、といったように働き方は様々です。勤務日数だけを見ると会社員と同じかもしれませんが、「自分で決断できる」という点が大きく異なります。

「仕事を見つけるのが大変」

「フリーランスになったがまったく仕事がない」といった話もよく聞きます。しかし、仕事が途切れず継続して受注できる人もいます。2人は何が違うのでしょうか。
仕事を紹介してもらうためには十分なスキルと経験、実績が必要です。それらを備えたフリーランスは市場価値が高いといえるでしょう。しかし、いくら市場価値が高くても仕事を見つけるのが下手だったら仕事を継続して受注することはできません。なかなか受注できない人からすると、フリーランスは仕事が見つからないという結論に至ってしまうのでしょう。

「稼げない」

「フリーエンジニアになっても結局稼げない」という意見もありますが、これも人によります。上記でもふれていますが、仕事が途切れない人もいれば、まったく仕事がない人もいるからです。フリーランスになって稼げるかどうかは、自分の市場価値や仕事の探し方に加え、「自分がどれだけ働きたいのか」によっても変わってきます。とにかく稼ぎたいのか、ある程度の仕事に満足して自分の時間を充実させたいのか、自分の目指すところによっても異なります。