エンジニアは需要が高く様々な分野で必要とされている

技術の進化がエンジニアの需要を高めている

日本のIT市場規模は着実に拡大しています。技術の進化に伴い、企業からのニーズも高まっているため、優秀な人材の獲得競争も激化していくことが考えられます。エンジニアは将来性が高く非常に有望な仕事だといえるでしょう。第一線で活躍できる経験とスキルがあれば安定した収入も期待できます。
また、近年は様々な業界がDX化に力を入れていることもあり、デジタル技術を企業に導入・定着させることができるエンジニアが広く求められています。今後もその傾向は続いていくと考えられるため、エンジニアの需要も高いままだと予想できます。
参考として、近年のIT市場規模推移の調査データを掲載しているページを以下に紹介していますので、ぜひ目を通してみてください。

現状について

エンジニアの現状について、人材ニーズという観点からもう少し掘り下げてみましょう。
IT業界は慢性的な人手不足に陥っています。統計によると、近年のエンジニアの正社員求人倍率は15倍を超えており、経済産業省の試算（IT人材需給調査）では、2030年には約79万人のIT人材が不足するといわれています。特に、経験豊富で優秀なエンジニアは不足している状況です。他の職種に比べて転職のハードルは低く、フリーランスにも転身しやすいので、エンジニアとして一定の経験やスキルがあればすぐに活躍できるでしょう。

IT業界以外でも需要が高い

業種・業界を問わず、IT技術を活用して業務の効率化を図り、従業員の生産性を向上させたいと考える企業が増えています。また、現在の人手不足をITの力で解決しようとする企業も少なくありません。「自社で管理システムを持ちたい」「ネットワークの導入を進められるエンジニアが欲しい」という企業も急増しており、IT業界以外でのエンジニアの需要も高まっています。

働き方が多様化している

近年、エンジニアの働き方が多様化しています。フリーランスとして働いたり、土日だけエンジニアとして働いたりする人も少なくありません。
もともとエンジニアは在宅勤務やテレワークがしやすく、正社員からフリーランスに転身することも珍しいことではありませんでした。しかし、コロナ禍を契機にテレワークを導入する企業が増加したことで、柔軟な働き方を求めて独立を考えるエンジニアも増えたようです。今後も副業を推奨したり、フリーランスとの契約を検討したりする企業は増えていくことが予想されます。より自分らしい働き方を実現しやすくなるでしょう。