エンジニアとして長く活躍し続けたいなら、さらにスキルを身につけ、それを磨き続けなければなりません。プログラミング言語だけでなく、マネジメントやシステム開発技術など幅広いスキルや知識を習得し、向上させましょう。
IT技術の進歩にはめざましいものがあり、スキルや知識もどんどん新しいものへと変化していきます。新しい技術に偏見を持たず、スキルアップのために学び続けることを意識しましょう。特に身につけておきたいスキルを以下にまとめていますので、参考にしてください。
システムの開発に携わるならプログラミングスキルの習得が不可欠です。プログラミングには様々な言語が使われていますが、まずは志望する分野で使用されている言語を習得しましょう。例えば、Webシステムの開発には「JavaScript」「PHP」「Python」が、スマートフォンアプリの開発には「Java」「Swift」が、ゲーム開発には「C++」「C#」「Java」が使用されています。プロジェクトによっては他にも様々な言語を使用するため、順番に習得していくといいでしょう。すでに習得している言語と似た言語から学ぶと効率よく覚えられます。
システムの設計、開発、運用にはデータベースが欠かせないため、データベースについて体系的に学ぶ必要があります。
データベーススキルの一例を挙げると「データモデリングに関するスキル」「SQLに関するスキル」「主要なデータベースの構築・運用スキル」などです。今の仕事でデータベースを扱う機会があるならそこから知識を深めていくといいでしょう。
クラウドサービスを利用したシステム開発も盛んになってきています。現在、開発工数やコストの削減、最新技術の活用などを目的に、クラウドサーバーやデータベース、開発プラットフォームなど、様々なサービスが広く活用されています。特にAWS・Microsoft Azure・Google Cloudの3つは様々な案件で活用されているので、知識やスキルを身につけたいならこの3つを優先的に学ぶといいでしょう。
各クラウドベンダーはスキルレベルを証明できる認定資格を運営しているので、学習プロセスの一環としてベンダーの認定資格の取得を目指すのもおすすめです。
情報資産を強奪する目的でサイバー攻撃を仕掛ける集団や個人も存在します。攻撃者からシステムを守るために強固なセキュリティを築かなくてはいけません。そのため、エンジニアにはサイバーセキュリティに関する高度なスキルが求められています。
攻撃手法は常に変化しています。最新の攻撃手法を調査し、適切な対策を講じる必要があります。日頃からサイバーセキュリティを意識し、最新の脅威や主流の対策などセキュリティに関する知識を身につけましょう。
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